奈良・東大寺で展覧会と公演会を行います。

この夏メノキは、奈良・東大寺で展覧会とそれに関連して2つの公演会を行います。


ひかりの記憶・手ざわりの向こう-三輪途道・薮内佐斗司・山田修3人展

東大寺総合文化センター内 会議室A
観覧料 無料
〒630-8208 奈良県奈良市水門町100番地
共催: 奈良県立大学、一般社団法人メノキ
助成: 公益財団法人三菱UFJ 信託地域文化財団
協力:( 株)ジンズ、東大寺、奈良県立美術館
2026 7. 4 S a t -12 Sun
9 : 00 -17 : 00( 最終日 16 :0 0まで)
アーティスト・トーク [三輪途道、籔内佐斗司、山田修]
7月4日(土) 14: 0 0 -1 5: 30( 予約不要・先着30名)
会場: 東大寺総合文化センター内会議室A

本展覧会は、全盲の彫刻家・三輪途道、彫刻家・籔内佐斗司、研究者・山田修による触れる彫刻および文化財の3D模造を紹介する展覧会です。

展覧会では、三輪の彫刻作品《光の存在―光明観音》(2026)を、3Dデータを使って模造をした「光明皇后3D模造」をはじめ、縮尺模造「東大寺 金銅八角燈籠羽目板(音声菩薩)」(2026)や縮尺模造「東大寺鐘楼梵鐘」(2026)などの文化財を3D模造とすることで、触れることが出来る美術作品および文化財の複製品を展示しています。これらは、触れることをとおして、文化財を身近に感じ、理解の裾野を広げることを目指し、デジタル技術を活用した研究の成果を紹介するものです。

またあわせて、全盲の彫刻家・三輪の、手の感覚だけで作品を制作した「ふれて鑑賞する」彫刻作品を、籔内の仮面舞踏集団「平成伎楽団」のオリジナルの伎楽面や古の伎楽面の模造作品など、触れて鑑賞する作品を展示しています。触覚とは、形を理解するうえで

極めて優れたインターフェースです。「たなごころ」から伝わる手ざわりやぬくもりは、未知の対象に対する不安をやわらげ、好奇心と安心感をもたらします。

本展では、日本の祈りの形に触れながら障害のあるなしを越えて鑑賞するには何が必要かを一緒に考えます。歴史と記憶が幾層にも折り重なるこの地において、アナログとデジタルの邂逅が、これまでにない鑑賞のかたちをもたらすことでしょう。


東大寺福祉事業団支援 チャリテイ公演会

※チケットの売り上げは経費の一部を除き東大寺福祉事業団に寄付します。

Co-GIGAKU「 鯰しづめ」

7月5日(日) 13:00受付 14:00開演
伎楽面: 籔内佐斗司/音楽:東野珠実/台本:桂 吉坊/
子役指導: 惺雲/出演:大鯰:茂山千三郎、茂山郁馬/
演者: Co-GIGAKUの子どもたち/狂言回し:桂 吉坊/
楽人: 東野珠実、中村香奈子、鈴木絵理、伊藤光波子
主催:( 一社)メノキ
共催:(有)籔内佐斗司工房、CO-GIGAKU実行委員会
協力:( 株)尾花、(株)ジンズ、奈良県立大学、奈良県立美術館、(一社)日本寺子屋協会
料金: 3,000円、当日3,500円(販売は6月1日より)

「鯰しづめ」について

遠く飛鳥の時代、聖徳太子が少年たちを集め伝習させたと言われる古代芸能・伎楽。

大阪関西万博を機に始動したCo−GIGAKUプロジェクトで、子ども達とともに幻の古代芸能・伎楽の再興創作に挑戦し、第一作「鯰しづめ」という作品が誕生しました。

この作品は台本:桂 吉坊、音楽:東野珠実による書き下ろし、そして正倉院他でお蔵入りしている伎楽面が「せんとくん」でお馴染みの籔内佐斗司先生の復元によって生き生きとした姿に蘇り、大鯰・小鯰とともに舞台で躍動します。地震大国日本において、鯰は地震の象徴とされましたが、これを“しづめる”という言葉には、自然との共生や調和を重んずる心が反映されています。聖徳太子由来とも言えるこの精神をこそ世界に発すべき美徳といえましょう。本物の面や楽器の響きにときめき、舞台で輝く子どもたちの姿に、誰もが心を躍らせ、希望を見出します。

浪曲 真山隼人「 菩提僊那を語る」

7月11日(土) 14:00開演
浪曲: 真山隼人/曲師:沢村さくら/奉納者:南悦子
主催:(一社)メノキ
協力:(株)ジンズ、奈良県立大学、奈良県立美術館
会場: 東大寺総合文化センター内 金鐘ホール
料金: 3,000円、当日3,500円(販売は6月1日より)

真山隼人氏は、子どもの頃から浪曲好きで中学卒業後にすぐ入門。めきめきと腕を上げ、17歳でNHK 東西浪曲大会に初出演(十代での出場は史上初)。その後も精進を重ね、埋もれた外題の復活や現代名作の作品化にも果敢に取り組む。その業績は、浪曲ファンの裾野を広げ、この芸能の未来を明るくしている。そんな真山は、節よし、啖呵巧みな若手、当代一の浪曲師と評価されている。そして、彼を支えるのは、やはり当代一の曲師、沢村さくら。この三味線があってこその、隼人の活躍。二人三脚で全国の観客を魅了。さて、この度の外題は、「菩提僊那伝」。東大寺様に、東大寺建立の四人の功労者を描いた「四聖の御影」がある。四聖とは、大仏建立を発願した聖武天皇、実質的開山の良弁僧正、大仏造立の勧進である行基上人、大仏開眼供養の導師の菩提僊那である。それぞれ、歴史や伝説、説話で語られることも多い。

願わくば、この浪曲を通して、山を越え海を渡りはるばる本朝においでくださった菩提様の徳が広がり、人々の心に記されますよう、祈念する。

*チケットのお申し込みは、FAX、email、webフォームでお申し込みください。6月1日より受付開始します。

上部へスクロール